生産計画における山積みと山崩しの関係

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「山積み」で負荷を確認し「山崩し」で実現可能なスケジュールかどうか確認するということ MRPの負荷計算機能では、ライン別に品目別の標準負荷(サイクルタイム)を設定し、オーダ数量に応じてラインに何分負荷をかけるかを計算し、リードタイム(日)ずらしした日に「山積み」して1日あたりのライン能力とぶつけることで、日単位の勝ち負けが確認できます。 日単位の「山積み」結果として判明したライン能力のあふれ分が、前倒し(もっと早く割付ること)すれば納期に間に合うのかどうかを知るために「山崩し」を行いますが、これを自動的に Read More

確定受注と内示データをまわすプロセス

SCHEDULE

確定受注と内示データのオーバーラップ 業務システムの運用で最も難しい分野は生産計画だと思うのですが、これは所要量展開を行う上で「製造ロットサイズ」と「リードタイムずらし」のせいで、どの製造オーダがどの所要に紐付いているか見えにくくなるという理由以外に、 前回内示レベルでもらった情報が今回確定受注になっている。 今回の確定受注に前回の確定受注が含まれている。 というように客先からのオーバーラップした確定受注情報と内示情報を、システム上では二重登録にならないよう考慮しなければならない点が挙げられます。 Read More

MRPでオーダが確定され受入確定量化する意味

MFG

オーダの前倒しと予定の遅れによる後倒し 資材所要量計画(MRP)はMPS(基準生産計画 所要)を元に所要量展開を行い、仕掛品や材料の現在庫を差し引いた正味所要量を計算すると同時に、L/T(リードタイム)分だけ「前倒し」することで購買オーダや製造オーダの発行タイミングを計算します。 このように納期を基準に後工程から順番に「前倒し」するという大前提があるため、予定の遅れによりオーダが「後倒し」で確定されると、時間制約違反を起こさないという条件の中では、次工程にとってその不足分のオーダを補充生成する必要がでてき Read More

生産スケジューラーを運用する上で意識すべきこと

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生産管理システムの機能の中で、MRPやスケジューラーなど計画系の機能は、現場で運用するにあたって難易度が高いと思うのですが、その一方でシステム化が遅れているインドネシアでも、スケジューラーがキチンと運用されている工場は実際に存在しています。

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所要量展開で独立需要から従属需要に展開するプロセス

Material

本日、7月5日時点で顧客から8月の製品内示情報を300個もらい、所要量展開を行なうということは、7月31日時点の予測在庫に基づいて8月の独立需要(製品)に対する従属需要(材料)を計算するということと同義です。

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生産スケジュールにおけるオーダ間の紐付けとは?

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生産管理システムのMRPで所要量展開を行なうことにより製造オーダと購買オーダが生成され、材料や仕掛品の在庫を引当てた上で不足分の補充オーダを生成し、オーダから指図を発行しますが、計画外で直接実績を上げる場合もシステム内で製造指図が生成されます。

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実績によって後工程の計画数量を調整するスケジューラーの機能

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受注に基づく計画に対して製造し実績を上げないと、現場が独自の裁量で生産を行い、営業と製造が分断されてしまう、ということをバリ島での家具製作の実体験に基づいて力説したことがありますが(計画と実績をリンクさせる製造指図の必要性)、この場合に発生する予実の差異の扱い方はいろいろあります。

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生産スケジューラー用インターフェイスの開発

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ここでは生産スケジューラーのサブシステムを例に考えますが、ユーザービリティ向上のために開発するインターフェイスは、大きく分けて既存マスタと追加マスタを統合する入力インターフェイス、バーコードスキャナーやハンディターミナルによる実績収集インターフェイス、製造指図や稼働率予実比較表等のアウトプット用の出力インターフェイスの3種類に分かれます。

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プリセールス時に直面する価格と導入期間の問題

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生産スケジューラーのプリセールス時に必ずぶち当たるのが、価格と導入期間の問題です。

「生産計画作成だけでこんなに高いの?」とか「生産計画作成をシステム化するだけでこんなに日数かかるの?」という反応が来るのが普通なので、これに対して相手を納得させる回答がないとプリセールスは成功しないと言っても過言ではありません。

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システム導入時に判るインドネシアの環境的特性

indonesia

当サイトの趣旨にも書いているとおり「WordPressの業務システムへの普及」を模索している自分としては、まずはWordPressというよりWEB自体の業務システムとの親和性について考察し、業務系システムとの相性が悪いとされるWEBベースのシステムが、業務系システムのサブシステムとして利用されることでシステム導入効果アップすることを実証したい、などと考えております。

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計画と実績をリンクさせる製造指図の必要性

plan

恭喜発財!、今日は中国正月でインドネシアも祝日です。休みの日は自宅でビール飲みながら溶け始めのバターのようにダラダラするのが最高なんですが、インドネシアで製造業システム導入に携わる中で日々考えることがあり、まとまった時間がとれる今のうちに数回に分けて思いのたけを吐露したいと思います。

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2次元配列をバブルソートする方法。

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固定長データ定義テーブルの生成 やりたいことは「勤怠データにある多数のフィールドの中から4フィールドだけを固定長CSVフォーマットとして生成」するために必要な「テーブルに格納されたフォーマット定義情報を出力順に2次元配列に格納」することです。まずテーブルの値を2次元配列に格納し、次に2次元配列を出力順にソートします。 CSVフォーマットに含めたい勤怠データのフィールドは 従業員コード 部門コード 勤務時間 工場コード の4つであり、フォーマット定義情報(各フィールドのプロパティ)は以下のとおり。 Read More

ビールゲーム体験備忘録

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ビールゲームの概要 ビールゲームは購買L/T4週間、製造L/T4週間のサプライチェーンの中で在庫コストと機会損失コスト(受注残)を最小にすることを目的とします。 工場は見込み生産(Make To Stock)ですが、欠品の場合は製造指図から製品入庫まで4週間の製造リードタイムかかり、卸(小売)は在庫から出荷しますが、欠品の場合は工場(卸)への発注から入荷まで4週間の購買リードタイムがかかります。 つまりサプライチェーンの中で在庫ゼロの場合には、小売で発行したPOは16週間で製品として入荷することになります Read More

生産計画の負荷計算シュミレーション

capacity

生産管理部の仕事

生産計画と負荷計画の関係

日本と同様にインドネシアでも、製造業の生産管理部門(PPIC=Production Planning Inventory Control)では、顧客からの確定受注情報や内示情報を元に、製品在庫や手番を考慮した上で、まずは日割り調整した日次生産計画(MPS=Master Production Schedule)を作成します。

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生産スケジューラーのデモの現場で直面する困難について冷静に分析してみた。

asprova

誤解を恐れず書いてしまうと、インドネシアでのシステム営業ではシステムそのものの評価は二の次で、客とのコネや販社の実績や営業担当者の第一印象で決まってしまう。

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生産スケジュールを最適化する設定方法

optimization

生産管理システムのMRPでは、製造オーダが品目ごとの主ラインに山積みされ、負荷状況を確認しながら計画を前倒しにして、他ラインに割り当てるかの調整が必要ですが、この作業を最適化作業として自動実行してくれるのが生産スケジューラーです。

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