減価償却費はキャッシュフローに影響を及ぼすという意味

depreciation

キャッシュを増やす方法 企業会計では「利益と減価償却費でキャッシュを作る」と言われますが、この場合の「利益」は商売が現金取引で行われることにより債権債務残高が0という条件付きでの話であり、間接法のキャッシュフロー計算書の中で、未決済の債権残高が営業キャッシュのマイナス、未決済の債務残高が営業キャッシュのプラスとして調整されます。 実際のところキャッシュを増やす方法は以下の3つしかないと思うのです。 損金を増やし課税所得を減らす(節税)。 売上からの債権の支払いサイトを短縮し、売上原価からの債務の支払い Read More

付加価値税PPNと所得税PPHを負担する主体

accounting

本来事業主が負担すべき付加価値税(PPN)は実質消費者が負担している 付加価値税VAT(Value Added Tax)はインドネシアではPPN(Pajak Pertambahan Nilai)と呼ばれ、売る方が上乗せした10%分を納税(OUT)するということは、買う方が仕入原価に対して10%負担しているということであり、サプライチェーンの中で事業主体(工場・卸問屋・小売店 )が消費の際にモノの価値=付加価値に対して10%かかるという意味で実質消費税と同じです。 サプライチェーン1 工場が卸問屋に販売 Read More

キャッシュフロー計算書と為替差損益

cash flow

会計システムから見た直接法と間接法の違い Cash Basis(現金主義)で会計処理を行う会社では、取引の発生時期にかかわらず現金が動いた時点で損益が認識されるためP/Lと収支が一致しますが、一般の会社ではAccrual Basis(発生主義)会計ですので、現金の動きにかかわらず取引が発生した時点で損益が認識されるため、月末の段階でP/Lと収支の状態にズレがあり、別途収支を管理するキャッシュフロー計算書(C/F)が必要になります。 C/F計算書の中の営業活動によるキャッシュフローの部分が、直接法の場合は取 Read More

当期純利益が内部留保となり利益処分される流れ

retained earning

月初在庫と月末在庫を振替える意味 決済整理仕訳では当月の費用勘定と収益勘定をすべて損益勘定に振替えますが、対象となる費用は2種類あります。 当月発生して費用化する期間費用 月初在庫と当月仕入のうち月末残を差し引いた売上原価 月初在庫をOpening stockという費用勘定に全額振替え、買ったときにも全額仕入という費用勘定に計上し費用過多状態にある状態から、月末在庫に残った分を資産に振替えることで費用から控除した発生費用(売上原価)。 B/S上の在庫を差替、仕入の中の月末在庫分を控除 Dr. Read More

在庫評価基準の変更

inventory

インドネシアの日系企業の月末在庫の評価方法は、月末に行う実地棚卸数量に所定の標準単価を掛けて評価額算出するシンプルな方法もあれば、入荷時の品目ロット単位で算出した購入単価(変動費)にPIB(pemberitahuan impor barang)上に記載される関税や通関手数料などの固定費を按分して評価単価を管理する方法もあれば、システム上の理論値に基づく棚卸表(または棚札)と実地棚卸数量の差異を総平均単価で評価して調整する方法などが見られます。

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発生主義の出荷基準と入荷基準で処理するということ。

accounting

発生主義は現金の収支とは無関係に、取引発生時点で収益と費用を計上するため、出荷時点・入荷時点で売上(収益)と仕入(費用)を認識し、実現主義は財貨の移転や役務の提供が完了し、対価が成立した時に計上するため、インボイス発行時点・到着時点で売上(収益)と仕入(費用)を認識します。

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リース資産として減価償却されるキャピタルリース契約

Leasing

他人の金でサービスを受ける身近な例を挙げると・・・・バリ島のレンタカー会社が不特定多数の旅行者に運転手付きでAvanzaを貸し出すレンタル、Amazonで買った書籍の代金をVISAカードで支払うと、VISAによる立替え後払いになるクレジット、ジャカルタの日系企業がリース会社とリース契約を結んで新型Inovaを購入し、3年契約でリース代金を支払っていくリース、BCAのKPR(Kredit Pemilikan Rumah)を利用して融資を受けて、15年分割払いする住宅ローン、などなどです。

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業務システムによる部門管理と経営管理

management

昨日WordPress4.5にアップデートしたらアイキャッチ画像が挿入出来なかったり、一部プラグインが機能しなくなったり随分後悔しましたが、Chromeのディベロッパーツールで見ると/wp-admin/loads-scripts.phpでエラーが出ていたので、loads-scripts.phpと/wp-includes/js/jquery内の更新済みJavaScript5個を4.42版に差し替えてとりあえず復旧しました。

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月末に発生しがちな業務システムデータの不一致

kkn

インドネシアの日系製造業で、業務システムを運用する中で発生するデータの不一致(discrepancy)とは、債権債務残高とGL上での残高の不一致であったり、債権一覧と売上の不一致であったり、業務システムの機能間連携の問題であることがほとんどです。

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部門別損益管理と部門別資産負債管理を実現するために必要なこと。

balance sheet

利益を損益から算出するか資産負債から算出するかの違い 収益(貸方)が費用(借方)に対して月末時点でどれだけ大きいかというのは 月末の収益-月末の費用 であり、資産(借方)が負債(貸方)に対して月初から月末の間にどれだけ増えたかというのは (月初の資産-月初の負債)-(月末の資産-月末の負債) であり、両方とも同じ数字になります。要は1ヶ月で資本(貸方)がどれだけ増えたかということであり、「月末の収益-月末の費用」分が資本の増えた分、つまり当月利益になります。 利益を損益から考えることを損益法、資産負債から Read More

業務フローを流れるドキュメント同士のつながりについて考えてみた。

invoice

日本は2021年から軽減税率導入に伴う税務処理の明確化のために、現状の帳簿方式からインボイス方式に切り替えるようです。インボイス方式のメリットはインボイスに商品ごとの適用税率や税額の明示が義務化され、事業者が保管するインボイスのコピーが納税対象取引の証拠として明確になるので、税金の徴収漏れが少なくなります。

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会計システムで対応すべき機能通貨と表示通貨とは?

money

2015年7月からインドネシアの国内取引は基本ルピアベースで行うことをインドネシア中央銀行(Bank Indonesia 以下BI)より義務付けられていますが、先日たまたま訪問したバンドゥンの客先の会計担当者によると、BIに申請して許可を取ることにより特定の取引先との取引は例外的にドルベースで行なうことを認められるそうで、この申請のためにジャカルタのBIに行って来たそうです。

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会計システムとコンサルタント会社とのデータの整合性を取る作業が難しい件

system

外部監査人による会計監査 一般的に監査と言えば会計監査法人による会計監査を意味することが多いですが、この法定監査を義務付けられているのは会社法で規定されている大会社のみです。ただこの大会社の定義が「資本金5億円以上または負債200億円以上の会社」というもので、会社の成長に伴って監査義務対象に入ったり、衰退にともなって対象からはみ出ることになります。 非公開会社であっても会計監査人(監査法人や公認会計士)の監査を受けなければならない(会社法328条)という法律がある以上、対象となる大会社が法定監査を行なわな Read More

業務システム導入後の運用でボトルネックになるポイント

bottle neck

インドネシアの一般的な製造業の販売業務フローの流れですが、営業担当者が受注登録を行い、物流担当者が出荷指示を行いD/O(Delivery Order)を発行し、製品とD/Oをセットで出荷して出荷完了を行い、会計担当者がインボイスとTax invoice(Faktur Pajak)を発行し、客先から戻ってきたサイン付きD/Oオリジナル版とセットで請求を行うことで債権が発生し、売上登録を行なうことで売上が発生します。

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前払金や前受金は債権債務として扱うのか一般会計で処理するのか悩ましいという話。

down payment

Deposit(預かり金)とDown Payment(前受金) インドネシアでアパートの契約や車の購入時にはTanda Jadiを要求されますが、これはホテルにチェックインする前にクレジットカードか現金で要求されるDeposit(預かり金)の意味であり、DP(デーペー)と短縮されます。 インドネシアでサービスを購入するときの預かり金であるDP(デーペー)は会計上はAdvanced Paymentに該当し、サービス提供者側からするとDown Paymentに該当します。 Downは「負債を減らす」という意味 Read More

インドネシア国内取引のルピア化に伴う機能通貨変更について

Rupia

2015年7月から国内取引は基本ルピアベースで行うことが義務付けられましたので、必然的に会計処理もルピア建てが中心となるため、日系製造業の間では、会計システムの機能通貨をドルベースからルピアベースに変更するという流れが出来つつあります。

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