業務システム導入における負荷と効果の関係

業務システム導入において負荷と効果はトレードオフの関係 IT業界で仕事をする人間が忘れがちなことに、お客さんにとってITとは効率よくデータを収集し、情報を加工して分析材料とすることにより、本業でより大きな成果を出すための手段であって目的ではありません。 この認識をしっかり持った上でIT導入を行う場合は、運用による成果と負荷を比べて、コスパが高い部分から優先的に運用を定着させようとしますので成果が出やすく、少しでも早く成果が出れば導入に関わる人間の士気も高まり、さらに導入の進捗がブーストされるという相乗効果 Read More

オンライン化が進むほどオフラインでの差別化が可能になる

experience

マグレ当たりが長く続かない理由 かつてバリ島からバティックサロン(腰巻)布とイカット布を大量に日本に輸出していたことがありますが、当時日本ではインドネシアでの仕入相場も知られておらず、原価の4~5倍のこちらの言い値で飛ぶように売れていました。 別に何か確信があってバティックサロンに目をつけたわけではなく、たまたま身近で手に入るバティックやイカットの布を、当時日本最大のアジア雑貨のオンラインショップに提案してみたところ、たまたま先方がかかえていた慢性的な在庫不足というド真ん中のストレートの問題を、こちらの豊 Read More

不特定多数への広告と対面での販促活動

Marketing

不特定多数への広告の到達率と反応率 日本からインドネシアに営業拠点、開発拠点を立ち上げるとき、なにはともあれ自社サイトを開設して、名刺やメールの署名フォームにURLを載せたり、FacebookやTwitterなどのSNSで販促記事に誘導したりするところから始めると思います。 そして会社設立や本人の就労ビザの手続きが一通り落ち着いた頃から、日系企業リストの上から順番に電話を掛けまくるテレアポをしたり、工業団地内の日本食レストランのカウンターに会社案内や商品のチラシを置いてもらうなど、普通は金をかけずして今す Read More

モノやサービスの売り方と課金の仕方の問題

lion

数年前「お前それサバンナでも同じ事言えんの?」というセリフが2chで流行ったことがありますが、Webサービスでいかにマネタイズするかは、空腹のライオンがサバンナで獲物を追うようなシビアなテーマであり、サービス会社はあの手この手を使って課金しようとします。

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インドネシア人の技術力と日本人の営業力

Jakarta

最近インドネシアで起業したいという方から連絡をいただくことが多く、このブログの性質上ビジネスの内容はほぼ100%がサービス業で、中でもスマホアプリ開発やWEB開発などの開発系と、人材派遣やフリマなどの仲介系の2種類に大別されますが、いずれもインターネットをベースとしたビジネスです。

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インドネシアのB2CとB2B

b2b

昨日のニュースですが、ウクライナ情勢を巡るロシアへの制裁に参加中の日本に対する対抗措置として、ロシアは排他的経済水域でのサケ・マス流し網漁禁止を上院で可決したそうです。領海ではなく排他的経済水域ですから航行は自由ですが、流し網漁をするためには日本はロシアにお金を払って許可を受けていました。

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日本とインドネシアの間でのタイムマシン経営が通じなくなっている件

time machine

インドネシアと日本の間で可能なタイムマシン経営 今年4月に一時帰国したときに再認識したことは、月並みですが「日本のご飯がいかに美味いか」ということでした。成田から福岡空港に夜8時頃到着し、なんでもいいから取り合えず飯食おう、と入った空港の洋食屋のとんかつがあり得ないくらい美味い、特に日本の白ごはんは格別ですな。。。 ジャカルタではあまり日本食屋に行くほうではないのですが、いや日本人ですから吉野家には当然行きますが、吉野屋はもう日本食の枠を飛び越えて、インドネシアのソウルフード化しつつあると思います。Hok Read More

インドネシア日系IT企業の顧客ターゲット

it business

インドネシアの日系IT業界分類図 インドネシアの日系IT業界についてあらためて頭の中を整理してみたのですが、よほどの大手でない限り一分野に特化していることはなく、どうしてもパッケージ導入も行えばインフラ導入もやる、といった具合に他分野に展開せざるを得ないわけで、ジャカルタの日本食レストランに寿司もあればラーメン・うどん・カレーライスもあるのと似ています。 日本から遠いインドネシアでわざわざ事業を起こす以上、当然そこにはリスクを上回るメリットがあるわけですが、活動主体が日本人である場合にはおおよそ以下の3つ Read More

インドネシアのデジタル広告産業の将来

digital-indonesia

デジタル広告というビジネス 金曜の夜、「じゃかナビマガジン」を読んでいるとアドウェイズインドネシアの社長の退任の記事が目に留まりまして、アドウェイズと言えばデジタル広告の先端企業というイメージだったのですが、実際のサービスの柱はアプリ(特にスマートフォン向け)と広告(スマートフォンやWEB)の2本柱のようです。 僕も一応同じIT業界という大雑把な括りの中に居る立場ですが、やってることは重厚長大、土方感が拭えない業務システムであり、かたやDigital promotionなんてイケてる感が半端ない時代の最先 Read More

偏在する情報がフラット化されることによるネットビジネスの変遷

business trend

情報量の格差によりモノが簡単に売れた時代 自分のバリ島でのビジネスの経験を振り返ってみると、「モノが簡単には売れない」と言われる現在において、ネットビジネスの変遷の過程はなかなか興味深く、当時1990年代後半は、インターネットが個人へ普及するにつれて「ネットを通じてモノを売る」というビジネスのパラダイムシフトが起きた時代でした。 まとまった資金がなくても個人レベルでもネットショップが始められるようになったため、ガレージセールやバザーよりもさらに商売が身近になった感じがして、「個人が大資本と対等に戦える時代 Read More