コーヒーを淹れるまでの煎る・挽く・漉すの3つの工程

本記事のポイント

焼き方は直火式で風味に変化をつけるか、炭焼式で均一にムラなく焼くかに分かれますが、浅煎りほど酸味が強く深煎りほど苦くなります。

炭火による熱風での間接加熱で焙煎される炭焼コーヒーは、炭の香ばしさを売りにしています。

挽き方は粗挽きから極細挽きまで、細かいほど苦味が出ますので「苦いのにスッキリ」と言われると、逆に美味そうに感じます。

濾し方(抽出)はペーパードリップやサイフォンを使ったマニュアルブリュー、コーヒーメーカー、高圧蒸気で一気に抽出するエスプレッソマシンなどがあります。

長時間水出しコーヒーはダッチコーヒーとも呼ばれ、水でじっくりと抽出することで苦味を抑えたまろやかな味に仕上げます。

ホットであれば「煎ってから18時間以内に抽出」という漉したばかりの新鮮度をアピールします。

コーヒーグラインダーで豆を挽く

KRUPSのコーヒーグラインダー

コーヒーグラインダー(コーヒーミル)はカッター式と臼式に分かれ、カッター式は小型で安価ですが、粒にムラが出やすくなり、臼式はカッター式よりも若干価格が高めですが、粒のムラは少なくなります。

カッター式ならほぼ電動式になりますが、臼式であればレバーを回して手動でゴリゴリ挽くタイプのものもあり、コーヒー通の人なら手動式を推奨するのかもしれませんが、はっきり言って「疲れる、豆がひっかかる、手が痛くなる」といいことがないので電動式をお勧めします。

自分が使っているKRUPS(クラプス)というドイツメーカーの中国製のコーヒーグラインダーは、Grand Indonesiaのベスト電器でRp1,250,000という廉価ながらも、電動石臼式の設置型で粒度がかなり細かく調整できます。

電動式ですがコーヒー豆(インドネシア語ではBeanまたはBiji kopiでありKacangと言うと笑われます)を挽くこと自体が楽しいので、産地ごとの豆の味が混ざらないように容器を洗浄したり、内壁にくっついたコーヒーパウダーを刷毛で掃除したりと、もしかすると出来上がったコーヒーを飲むよりも機械のメンテナンスのほうが楽しいくらいです。

缶コーヒーのキャッチコピーからコーヒーを淹れるまでのプロセスを考える。

コーヒーを飲むには①煎る②挽く③濾すの3ステップが必要ですが、缶コーヒーに謳ってあるいかにも美味しそうなネーミングや宣伝文句は、この3つのどれかの過程についての「こだわり」を強調したものです。

ジャカルタでもパパヤなどの日本食スーパーや系列のコンビニで、日本の缶コーヒーが日本の倍くらいの値段で買えますが、いかしたネーミングで缶のデザインや色にまでこだわった製品はだいたい甘いので、自分はUCC上島珈琲無糖ブラックしか買いません。

  1. 煎る(焼く)
    焙煎方法(ロースト)は直火式で風味に変化をつけるか、炭焼式(熱風式)で均一にムラなく焼くかに分かれますが、一般的には浅煎りほど酸味が強く深煎りほど苦く、8段階に分かれます。

    炭火による間接加熱で焙煎されるいわゆる「炭焼コーヒー」は、炭火焙煎らしい香ばしさを売りにしており、炭焼という言葉に弱い日本人の心に響きやすいと思います。
  2. 挽く
    粗挽きから極細挽きまで、細かいほど苦味が出ますので「苦いのにスッキリ」と言われると、逆に美味そうに感じます。
  3. 濾す(抽出)コーヒーの抽出方法はペーパードリップ、コーヒーメーカー、サイフォン、コーヒープレス、高圧蒸気で数十秒で一気に抽出するエスプレッソマシン、とかあります。

    抽出にこだわったコピーとしてよくあるのがアイスコーヒー用の「長時間水出しコーヒー」とかいうパターンがあり、要はお湯ではなく水でじっくりと抽出して、手間暇かけて苦味を抑えたまろやかな味に仕上げました、と言いたいわけでダッチコーヒーとも呼ばれます。

    逆にホット用の場合だと「煎ってから18時間以内に抽出」という新鮮さをアピールしたものがあります。