HTML – 配列における要素という言葉

人間世界の要素とシステムの世界の要素

人間世界で要素という言葉は「物・事を成り立たせるもとであるそれ以上は簡単なものに分析できないもの」というこれ以上分解できない絶対的な単位という意味があります。

一方システムは人間の言葉をそのままでは理解できないので、理解できるようにタグを付けて範囲を明確にしてあげた後のカタマリを要素と考えます。

つまり「人間にとって自明の要素をシステムに解釈させるためにタグを付けて範囲を明確にする」という行為は、人間が範囲を決める以上相対的なものにならざるを得ず、必然的にHTML要素は入れ子構造になります。

ずいぶん要素で引っ張りますが、要素という言葉を絶対的なものとしてとらえているお客と相対的なものとしてとらえているシステム会社の人間がプロジェクトの遅延について議論するとき、お互いの言葉の定義を合わせとかないと平行線で終わるということです。

HTMLの要素

ご存知のとおりChrome上で右クリックして「要素を検証」を選択するとChromeディベロッパーツールが開き、左にWEBサイト、右上のElementsタブにHTML、右下にCSSスタイルが表示されます。

これ、何が便利かって言うとWordPressテーマをカスタマイズするときに「このブロックのスタイルがどこで定義されてるか」を調べる際に「Select an element in the page to inspect it」というアイコン(名称不明)をクリックしてWEBサイトの該当ブロックをクリックすると、ブロックを構成する要素の詳細とCSSがピンポイントで表示されます。

WEBサイト上のブロック選択前のElement(要素)タブ
Chrome developer tool

WEBサイト上のブロック選択後のElement(要素)タブ
Chrome developer tool2

<div class=’row’>~</div>というdivタグに囲まれたブロックレベル要素の詳細として<h2>Welcome to XAMPP・・・</h2>というh2タグに囲まれたブロックレベル要素が表示され、内容(値)が「Welcome to XAMPP・・・」という文字列、これがHTML要素の本質を表しています。

要素(エレメント)はDOM(Document Object Model)によりオブジェクト化される単位であり、HTMLの開始タグと終了タグで囲まれた意味のある単位と言ってもいいと思います。

配列の要素

簡単に言うと配列はお年玉用のルピア紙幣の入った封筒を束ねたようなものであり、封筒に連番が振ってあれば通常配列、渡す相手の名前が書いてあれば連想配列になります。

要素はこの場合のルピア紙幣の入った封筒全体であり、ルピア紙幣が値、封筒に振ってあるのが連番ならインデックス、相手の名前ならキーとなります。

封筒からルピア紙幣を出した後の相手の名前付きの空の封筒をプロパティと考えると、入れるものはルピア紙幣に限る必要はなく、車のキーでも手紙でもいいわけです。

ただし航空券が入っている場合は、「スカルノハッタ空港からバリ島に飛ぶ」というアクションを約束するものですので、航空券は関数リテラルという値であると考えられます。この場合は別の封筒には名義人の名前を入れておく(参照渡し)する必要があります。

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