奇数・偶数制度のUberと従来型タクシーに及ぼす影響

昨日、ジャカルタ市内の客先から、ThamrinのGrand Indonesiaのオフィスに戻る際にUberを捕まえようとしたところ、オーダを受けたにもかかわらず、しばらくして運転手から電話がかかってきました。

ウーバー
奇数偶数制度のおかげでタムリンとスディルマンに入れないのでキャンセルしてー

これが立て続けに2台続き、面倒くさいので結局ブルーバードで帰りました。

昨日は8日なので、奇数ナンバーのUberはThamrinからSudirmanの大通りに入れないわけです。

よくよく考えると、ブルーバードは黄色ナンバープレートの公共交通機関なので奇数偶数制度の影響を受けないのですが、Uberは一般車両だから引っ掛かるんですね、なるほど。

従来型タクシーに比べて割安感が高く、アプリの使いやすさ、どんな車が来るのかというワクワク感等、Uberの登場はブルーバードへの大きな痛手だと思っていましたが、ここに来て奇数偶数制度というブルーバードにとって追い風が吹いてきました。

午前7時から10時までの出勤時間と午後16時から20時までの帰宅時間という、Uberにとっては稼ぎ時の時間帯に、月の半分は主要幹線道路を通るオーダは受けられないというのは、Uberの運転手にとっては大きな痛手です。

さらにUberは、利用者側も運転手側もキャンセルした場合にキャンセル料金がかかりますので、当然ながら自分でキャンセルするのではなく、相手にキャンセルしてくれるようお願いするわけです。

今回は、運転手が自分で受けて自分でキャンセルしたのですから、キャンセル料は当然運転手がかぶるのが筋だと思いますが、そこはインドネシア人、何とか理由つけてこっちからキャンセルさせようとするずうずうしさには見習うものがあります。

当然拒否しましたけど。

そういえば現在会社の運転手は契約制で、日替わり弁当みたいにコロコロ変わるのですが、先日の担当運転手は非番の日にはUberの運転手をしており、ガソリン代自分もちなのでオーダーのとり方間違えると損するので、ジャカルタの渋滞や裏道などの道路事情をしっかり把握しておかないと、Uberでは稼げないと言っていました。

Uberはスマホアプリベースのe-commerceという先進性が注目されますが、運転手としてUber一本で食べていこうとすると難しいようで、まだまだサービス創世記段階にあるクラウドファンディングと同じような制約があるようです。

ブルーバードの運転手は、本業だけでなんとか食べていますから。。。

で、帰りのブルーバードの運転手は

ブルーバードー
それみろ、ブルーバードはアプリのキャンセルにはキャンセル料金かからないんだぜー

と意気揚々と語っていましたが、これを聞くとUberにやられっぱなしのように見える従来型タクシーもアイデア次第では巻き返しが可能なのかもしれません。

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