インドネシアに来た経緯

インドネシアに来てもうすぐ10年。10年って結構すごい数字だと思う。あっという間に過ぎてしまったけど。。。

日本で転職先をさがしている最中に偶然Being(まだあるのか?)の中にあった「インドネシアで夢を」という言葉にやられてしまったのだが、当時こんなに長く居つくとは想像していなかったような、何も考えていなかったような、この国に関する予備知識もほとんどなかったのに、何故か期待だけで胸いっぱいで一抹の不安すら感じなかった当時の自分は、今考えるとほんと軽率で無謀で良く言えば怖いもの知らずだったと思う。

僕は学生時代にインドにハマってしまい長期休みの間はほとんどインドにいた。僕の感じたインドはとにかく汚くて人がいっぱいいて常に周囲の人間から干渉される疲れる国、インドが好きでなんども長期滞在しながらも「自分はここで生きていくのは絶対無理や」と断言せざるを得ないほどタフな国に感じられた。

それでもアジアの国々のなんともいえない熱気に魅かれ将来はアジアで仕事をしたいとおぼろげながら考えていた。

就職活動の際、会社を選ぶ基準も単純明快。将来アジアで仕事ができそうな職種。会社から駐在で行くとかいうのではなく、自分の意思で働く場所を選択できるような仕事。

文系でもやっていけそうな専門職っぽい(当時「手に職がつく仕事」といのがはやっていた)仕事となるとおのずとシステム系に限られてくる。

選んだ会社は当時次々と不正が発覚し、まちがいなく数年後には倒産、もしくは他社に吸収されると言われていた某大手銀行・・・・・・・の子会社。

くしくも僕は大学で金融のゼミに所属しており、ゼミ活動の持つ就職のための手段という側面からすると「いったいゼミで何を勉強してきたんだ」といわれかねない最悪の選択である。つぶれかけの銀行のしかも子会社とは・・・・。
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ただこの会社は説明会の時から雰囲気が良く、人事担当者とも妙にウマがあったので、初心者がシステムの仕事を始めるにはうってつけの会社だと思えた。

やっぱり第一印象はとても大事だと思う。就職氷河期と言われた時代に周りの同期が大企業内定を求めて奮闘している最中、僕はあっさりとこの会社に内定を決めて就活をやめて、またさっさとインドに行ってしまった。

今考えると、周りと違った行動を取ることをかっこいいとすら思ってしまう、かなり斜め上をいくイヤな奴だったかもしれない。たぶん読んで影響された本がまずかったんだろうなあ。

「勉強のできない勉強家」そんな高校生でした。不満の鬱積した人間というものはどこか屈折したところがあり、その不満の原因を何か斜め上の場所に捜し求めるものらしい。

僕の場合はレーニン「帝国主義論」でした。まさにビンゴでしたね。僕はいまだにできませんが剣玉のボールが細い尖っている部分にはいった時のような状態です。

学力至上主義は間違っている!このシステムを作っているのは誰だ?体制だ。体制を支えているのはいわゆるブルジョアジー(資本階級)だ。労働階級(まだ働いてなかったけど・・・)は闘争しかない。戦え!みたいな・・・・。

あまり覚えてないけど多国籍企業の収奪性を論理的に説いた部分がメインの本だったと思います。中途半端にかじったくらいでまわりの友人に社会主義体制のすばらしさを説いていた救いようのないアホな僕でしたが、数年後ソ連が崩壊しベルリンの壁が壊された後、当時の友人に「おまえの社会主義思想はどうなったんだ?」と嘲笑されぐうの音も出なかった苦い思い出があります。

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その後ハマッたのが本多勝一。東京での浪人生活のほとんどの時間を神田三省堂の立ち読みですごしたといっても過言ではないほどです。

とにかく著作が多い。当時出ていたたぶん50巻以上ある彼の著作を全部立ち読みしました。朝、寮を出て授業が終わってから夜までひたすら立ち読み。

ここが僕の中途半端なところで、授業にはしっかり出ているんですよね。授業さぼってバイク盗んで夜の校舎の壊してまわった(尾崎好きでした・・・)、とかいうのならまだすっきりするのですが、授業は一回もサボったことありません。

ただ先生の「声」を聞きに行っていたようなもんです。今でも親に知られたら怒られそうなので大きな声では言えませんが、模試の金で著作を買ったり講演会に行ったりしていました。思想的にはかなり斜め上の青年でした。

うちの犬達が妙に切ない声を出すと思ったら、今日は朝からなんにもあげてなかった・・・水も食料も。

今急いであげてきました。超興奮してました。お詫びのしるしに普段はおわん2杯分のドッグフードを1杯分増量+カルシウム1錠追加+ノンカロリー牛乳+さっき食べたインドミーのスープ付きのスペシャルメニューです。こんな時間にたくさん食べて大丈夫かな?

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朝から売れ残りの絵画の売却交渉、広告掲載、銀行などなど雑用が続き、帰ってからハードディスクの状態が悪化するまで次の仕事の準備。

毎日とにかく忙しくすっかり犬達と遊ぶ暇がありません。みんな海が大好きで近くのパダンガラックのビーチに連れていくと大喜びなのですが・・・・

本当にごめん、申し訳ない。ただ俺もこれからの生活かかっているから・・・・勝負時なのよ、今は。

ということでようやくファイルのバックアップが終了。明日朝一でPC屋に持っていけばなんとか夕方出来上がるかな?ハードディスク本体と作業量込みでたぶん60万ルピアくらい取られそう・・・。まあ自分でやるよりはいいか・・・。

金運をもたらすという言葉を信じて3年半、ひたすら待ち続けていたが、結局大きな金運をもたらしてくれなったアロワナ君達は昨日無事に引き取られていきました。

まあ金運うんぬんは半分冗談で動物飼育が好きなので飼っていたわけですが、魚とはいえ3年半も飼っていると情が移ってしまうもの。つらい選択でしたが、これまで僕が「売りたし」広告を出すたびに暴れだす彼らが今回は全くおとなしかった。

観念したのか、僕の経済状況を察してくれたのか、新しい飼い主が気に入ったのか、理由はわかりませんが、いつものようにリビングの中央でダイナミックな水しぶきを立ててお互いに威嚇し合っていた体長50cmオーバーのアロワナ君達が居ない初めての夜です。

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大きな水槽がなくなった後のリビングはやたらと広く・・・(泪)

とにかく長い間ありがとう。サヌールで幸せに暮らしてくれ!!!。今日は昨日の水槽積み込み作業の影響で手足と腰がガクガクです。

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