びっくりしたときに意味のない言葉を条件反射的に口走るLatahという現象

僕はKota KasablankaのJohnny Andreanで月1くらいのペースで散髪するのですが、カットとシャンプー込みで12万ルピア+スタイリストへのチップで、合計15万ルピアほどかかります。

以前はPAXIという床屋チェーン店でカットしていたのですが、シャンプーなしで10万ルピアに値上がりしたので、割安感がなくなりすっかり行かなくなりました。

インドネシア独特のLatah(ラタ)という現象

で、Johnnyのようなヘアーサロンにはbencong(おかま)が多いことはよく知られたことであり、ここの男性スタイリストもカマ気の多い人が数人居て、彼らは甲高い声で女性スタイリストとおしゃべりばっかりしているのですが、ふざけあって誰かを後ろからドンッとおどかすと「Kodok カエル」とか「Ko%tol 放送禁止 笑」とか奇妙な単語を条件反射で口走ります。

この現象はインドネシアでLatah(ラタ)と呼ばれています。

日本人の感覚では突然脅かされたらウワッとかキャーとかいう反応が普通だと思いますが、WikipediaによるとLatahは東南アジア特有の現象で、ショックを受けた際に奇声を発したり、体が勝手に踊りだしたりする、としっかり書いてあります。

嫁さんの友人にも後ろからオイッって脅かすとモニョンモニョンモニョンと条件反射で口走ってしまう人が1人いますが、これが東南アジア特有の現象というのが非常に興味深い。

LatahをGoogleで翻訳すると「おしゃべり」になりますが、嫁さんいわくLatahという言葉がおしゃべりという意味で使われることはないが、Latahにかかる人はcerewet(おしゃべり)な傾向があるそうです。

Latahのひどい症状の人は「泳げ」と言われればその場で泳ぐ動きをするし、「踊れ」と言われればその場で踊るそうなのですが、これって要はhipnotis(催眠術)の一種なんじゃないかと思います。

インドネシアではhipnotisによる犯罪が多く、モールで後ろから肩をポーンと叩かれただけで、相手の言うがままにATMで現金を引き出して渡してしまうという事例を頻繁に聞くのですが、これはインドネシア人の民族的特長である思い込みの激しさから来るのではないでしょうか?

Latah(ラタ)と感受性の強さの関係

日本人で自分の体に自由に霊に乗り移らせることができるのは恐山のイタコさんくらいだと思いますが、インドネシアでは大きな会社とか工場には必ず1人か2人、霊に取り付かれて悩んでいる人がいると思います。

僕は霊魂は感受性の強い思い込みの激しい人の体に好んでに取り付くものだと考えているのですが、インドネシア人が日本人によりも霊の存在を信じる人の比率が圧倒的に多いことから、霊媒と思い込みも紙一重なのかもしれません。

ヘアーサロンのおかまのスタイリストも、まわりに一人でもびっくりしたときに奇妙な反応をする人がいると、思い込みが激しいので軽い催眠術にかかった状態でLatahが伝染していくのだと思います。

IKKOさんとかKABAちゃんとかも感受性が強そうですし・・・。

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