視点を変えることで運を見方につけるということ。

僕は客先の現場での仕事が多いです。だいたい週4日が客先、1日がオフィスというペースですが、酷いときは数週間オフィスに行けないこともあります。

久々にオフィスに行って自分の机の上に賞味期限切れの日本からのお土産とか置いてあったりするとすごく虚しくなります。

現場仕事にはデメリットが多いので、できればクーラーの効いたオフィスでラークーに仕事していたいと思うこともあるですが、こうやって理由を列挙してみると実は子供の駄々と大差ないことに初めて気づきました。

  1. 暑い
  2. 渋滞の中の運転がキツイ
  3. 帰りが遅くなるため
  4. デスクワークの時間がなくなるので帰宅後仕事することで自分の時間が減る

真面目な話、客先に行かないと自分の成長が止まります。SEの成長とは、お客さんの悩み、考えを聞いてそれに答えるために調査する、の繰り返しによって促進されると思っていますので、客先に出向いた数だけ自分が成長する、行ったほうが行かないよりも3倍の加速度で自分が成長できる、と考えると「キツイけど行くっきゃない」となります。

今日だって暑いなかジャカルタから45kmも離れたKarawangの客先まで運転したおかげで、月末レートでのAP為替評価替えによる為替差損益が未実現利益(Forex Gain-Unrealized)であり、AP決済時の為替差損益は実現利益(Forex Gain-Realized)である、という定義をはじめて知りました。

未実現利益はいわゆる「含み益」であり、ある時点での潜在的な(評価上の)利益額でしかなく、決済や転換(ドルベースならドル転)することにより確定する為替差損益が実現利益である、こんなこと実際に現場で会計システムを運用している人でないと意識しないと思います。

システムを導入して使ってもらう側からすると、UnrealizedであろうとRealizedであろうとどっちも同じ差損だろうと思うのですが、お客さん側からするとRealizedの差損が何を起因としているか(どのInvoice、どの仕訳から発生しているか)は重要な問題です。

視点が変わると見え方が変わりますし、当然何が重要かが変わってきます。

大前研一という怪しいコンサルタントが居ますが、僕はこの人の著作や発言をいつも「胡散臭いなあ」と否定的に見ている人間なのですが(愛読者の方ごめんなさい)、たまにズバッくる名言を述べていらっしゃいます。

  1. 情報というのは自分から取りにいかなければ、価値を生むことはない。毎日の情報の流れの中から、いかに自分に役立つものを取りこんでくるか、である。
  2. 人間が変わる方法は3つしかない。ひとつ目は時間配分を変えること。ふたつ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的なのだ。

情報を自分から取りに行くこと、場所を変えることで違った視点から物事を俯瞰すること、Sier側の視点とお客側の視点の両方から仕事ができるようになりたいと思います。

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