Googleのパンダとペンギンは検索エンジン最適化スターターガイドに沿ったものである件

SEO対策のテクニックはネット上に山ほど紹介されているが、結局のところGoogleの検索アルゴリズムのアップデートが行く着く先はただ一つ、「検索エンジン最適化スターターガイド」の趣旨である「SEOは本来サイトに訪れるユーザーのためにある」ということになる。

これは逆に言うと「検索順位を上げることを目的としたSEO対策がマイナス査定される」ということになる。

私事にて恐縮ですが、僕が1999年にインドネシア家具雑貨のサイトを立ち上げた当初は、当時のキラー検索キーワード「アジア雑貨」でYahooの上位(Googleはまだマイナーだったような・・・)をキープするためにやったことと言えばこの程度でした。

  1. ドメイン名に主題と関連性の高いシンプルなものを選ぶ。
  2. メタタグのkeywordsとdescriptionに大量のキーワードと説明を記述する。
  3. トップページのニュース欄を毎日更新する。
  4. トップページからのリンクで完結させる2階層構造。
  5. Yahooディレクトリへの登録(有料)

当時はまだSEOという言葉自体一般的ではなかったが、バリ島にある自分の会社を日本のお客さんに知ってもらうためには「Yahooの上位にランクインされなければ自分は存在しないのと同じ」という危機感だけは持っていました。

ところが2003年頃になると検索順位があれよあれよという間にダウンし、上位にランクインされるサイトの傾向が「外部リンクの多いサイト、相互リンクの多いサイト」に変わりました。

ちょうどこの時期が大量のドメインを取得し相互リンクさせたり、外部リンク業者による有料リンクサービスが流行った時期です。検索上位にランクインするサイトをチェックすると、どう見ても同じ会社のコンテンツをドメイン分けして相互リンクさせているのに気づき唖然としたもんです。

今でいうブラックハットSEOの代表例ですが、検索ロボットと人間とのいたちごっこが始まったのがこの時期だったんでしょうね。

乱立ぎみのランキングサイトの投票ボタンがサイト上にペタペタ並び、「相互リンク大歓迎」の文句が至る所で見られるようになった頃からSEO対策のモチベーションが一気に失せました。結局は外部リンクを大量に持っているサイトには敵わないですからね。

現在の検索アルゴリズムは外部リンクの質を判断し、恣意的なSEO対策と判断されるとマイナス査定される。2014年8月現在、検索ロボットがコンテンツの質をどこまで解析できるかは定かではないが、時代の流れは確実に「ユーザーにとって質の高い有益なサイトが上位にランクインされる」方向に向いています。

数年後には検索ロボットがコンテンツの内容を100%に近い精度で読み取ってユーザーにとっての有益度を計算しインデックス化するようになると思います。

話を戻すが、SEO対策の分類方法として施す場所によって内部SEOと外部SEOと分ける場合が多いが、僕の場合は「ユーザーによるサイト上での情報の探し易さ」を向上させるために最低限施しておくべきペンギン対応、そしてサイト運営に応じて随時対応を行っていくパンダ対応に分けている。

かっこつけるわけではないが、一般的にSEO対策として有効と言われている対策も、ユーザー本位ではないSEOありきの対策であれば、敢えて施していない。

ペンギン対応としてはSEOの基本項目であり、一般的に「WordpressなどのCMSを使うとSEOに有利」と言われる所以である項目である。

だからWebサイトをCMSを使わずスクラッチで開発する場合、CMSならデフォルトで提供しているSEO対策をゼロから施す必要がある。Webサイトが均一化してしまい、オリジナリティが薄れるという意味では残念なことではあるが、CMSを使わないWebサイトはSEOの観点から見てマイナスからのスタートであることを認識する必要がある。

だから今時のWebデザイナーはCMSベースのデザインが主流になっている。

  1. サイトの構造化(情報の探し易さはロボットの巡回し易さと同じ)
  2. サイトマップ作成(GoogleにIndex化してもらうのに必須)
  3. パーマリンク(効果に疑問・・・)
  4. メタタグ(腐ってもメタタグ・・・シンプルなものが良いようです)。
  5. キャッシュ(スピードはユーザビリティ向上のため重要な要素)

パーマリンクの効果が疑問なのは、当サイトの場合リファラースパムがパーマリンク名でもって狙い撃ちしている傾向があるため、効果と弊害を考慮したときどっちを取るかと考えるからである。

そもそもユーザーが目的の情報に到達する方法は、検索するかリンクを伝うかのどちらかであるため、パーマリンク名が投稿名であろうと日付であろうとあまり関係ないように思うのだが・・・。

さて、周知のとおり現在のところ検索アルゴリズムのアップデートの主流はパンダとペンギンである。

  1. パンダアップデート:コンテンツSEOを評価
  2. ペンギンアップデート:ホワイトハットSEOを評価

ホワイトハットSEOは上述のブラックハットの反対で「オーガニックな外部リンク」「SEO基本項目(ペンギン対応)」に加えて最近はFacebookやTwitterなどSNS関連要素が考慮されている。

要は「SNSからの流入数」や「どれだけBUZZられているか」である。ただ近年のバイラルメディアによる無差別クローン生成により「ネットが荒れる」状況ではSNS経由の情報流入やBUZZり方の質も問われるようになるだろう。

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