インドネシア高速鉄道プロジェクト

高速鉄道プロジェクト受注合戦で日本は中国に負けました。正式には日本企業と中国企業という民間企業間の受注競争ではあるのですが、まあ傍から見れば実質的には国家間競争であり、日本は中国に完敗したわけです、残念。。。

日本人からすれば「インドネシアは品質よりも安さを選んだ、きっと後で後悔するはず」という捨て台詞の一つでも言ってやりたいのが素直な感情ではあると思いますが、口に出して言ってしまうと残念な感じになるのがなんともぬぐぐっとやりきれないところです。インドネシア人がこれを口に出して言ってくれるのは嬉しいですが。。。

インドネシアからのRFP(Request For Proposal)に基づいて日本と中国が提案書を出して、一旦白紙化されて、最後に中国案が採用されたということですが、一連の経緯についてはいろいろあるんでしょうが、うちの嫁さんと同じ名前のリニ国営企業相の「技術が唯一の基準ではない」というコメントは実に耳が痛い。技術的に優れたシステムが売れるのではなく、売り方のうまいシステムが売れますから。売れるシステムがいいシステムです。

人間誰しも本音と建前があり、僕は本音と建前の使い分けの上手さこそが民度の高さだと思っているので、人前で感情を隠すことなく表に出す人が「あの人は裏表のない素直な人」という評価を受けることが理解できません。もっとも建前を自分の本音に合うように都合よく操作する腹黒いのも素直じゃなさすぎて困りますが・・・。

腹の中で思っていても口に出して言わないのルールだろ、というのが空気嫁(ラブドールじゃないほうの意味 笑)ということだとしたら、日本が後処理としてやるべきことは、到底実現不可能と言われている中国側の提案の問題点に対して、日本の提案がいかに優れているかを、感情抜きにキッチリ誰にでもわかりやすい形で事後報告として世界に発信することじゃないですかね?

民間企業同士の受注競争なのでどこまで公開できるのか知りませんけど、どうせまた同じように途上国の次の案件で中国と競ることになるんでしょうから、これやらないとまた同じパターンにはまると思いますので、嫌がらせと思われるくらい具体的な検証結果で圧力かけていいと思います。

情報戦ってこういうことなんじゃないでしょうか?

今回ケリが付くまでの過程で伝わったニュースで驚いたのは、提案の段階で中国案の問題点を指摘し日本案を採用するよう説得したということ、これって日本人にとって結構苦手な行為だと思っていました。

また中国案採用決定を伝えられた後に「決定のプロセスが不明確で遺憾だ」と官房長官が談話発表しました。最後まで筋を通していいじゃないですか。日本人的には「インドネシアの決定を尊重する」とか声明出しそうですもん。。。

問題はこれから先どうするかであり、インドネシアは引き続き日本に投資を求めると声明を出しているわけで、「なにをずうずうしいことを」と腹の中では思いながらも、長年に渡って先人が築き上げた友好関係を損なわず、リスクの高いポンコツ案件は忘れて、もっとカッチリした案件を落とさないことだと思います。

今スタバで嫁さん待ちながら書いてますが、スタバのカードがこんなんに変わりました。これまでのなかなか読み取れないことで悪名高かったカードスキャン方式からバーコード読み取り方式に変わりました。
Starbucks

財布に入れるには形が変ですが、何故かストラップつける用の穴が付いています。どういう風に携帯されることを前提として設計されたのか興味あるところです。

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