心の中の思いを言葉で表現する大切さ

本記事のポイント

心の中で思っているだけでは、考えが見える化、体系化されていないため、自分でも実はよくわかっていないことが多く、言葉という手段で共有化されていない以上当然相手にも伝わりません。

心の中の思いを表現する手段が言葉であったり音楽であったり絵であったりするのであり、歌うように演奏するのであれば「人間関係に悩んで」とかよりも「カフェの店員に一目惚れ」とかのほうがテーマとして構成しやすいし大衆受けしやすい。

大衆受けしにくい悲壮感一杯の歌詞を独特の陰陽のある歌い方をによって壮大な愛で包み込んでしまうところに中島みゆきの凄さがあります。

人生で訪れる大きな決断の時

誰でも人生で大きな決断をするタイミングが必ず何度か訪れると思いますが、通常は親に頼らず自立した生活ができるようになった後に訪れるのが本当に大きな決断だと思います。

金銭的に誰かに依存した状態で100%自分の意志で決断することは環境が許さないケースが多いと思われますので。。。

僕の場合の最初の大きな決断は就職。金融機関に就職する人が多い環境で全く色違いの業界、しかもスキャンダルで傾きかけていた銀行の子会社という傍からみたら最悪の選択をしたのですが、日頃の言動や行動から考えて特に周囲から見て違和感なかったかもしれません。

次がジャカルタに転職した時で、3度目が会社辞めてバリ島に引っ越しを決めたこと。両方ともタイミング的に人の入れ替わりの激しい時期に紛れて、違和感なく知らない間に失踪できました。

で、直近がジャカルタに出戻ったこと。当時は名誉ある撤退とか負け惜しみ言っていましたが、先日バリ島を訪問して、あのまま昔のビジネスモデルで食べていくのはキツイかなーと改めて感じましたから、決断して良かったと思います。

大きな決断をする時はまず一人で悶々と悩むと思いますが、結婚してからは一人で悩むと疲れるので嫁さん相手にひたすら思いのたけをしゃべりまくることで腹の中の思いを全部出し切った後に、自分が何をしたいのか、具体的な実現手段は何なのか、そのための費用はいくらくらいかかるのか、実行することで周りにどんな影響があるか、などが比較的冷静に判断できるようになりました。

自立した大人がいい歳して思い悩むことと言えば新しいビジネスを始めたいなどのポジティブなものか、人間関係に悩んで会社に行きたくないなどのネガティブなものかのどちらかであり中間はあまりないでしょう。カフェの店員に一目惚れした、とか稀にあるかもしれませんが、そういうのは勝手に悩んでくれ、という問題ですし。

言葉にして伝えることの大切さ

どんなに心の中に思っていても何かの形で表現しないと自分もよくわからないし相手にも当然伝わりません。その心の思いを表現する手段が言葉であったり音楽であったりする。だから音楽でどうやって思いを表現するかを一生懸命追求するミュージシャンというのは僕の一番憧れる職業なのですが、歌うように演奏するのであれば「人間関係に悩んで」とかよりも「カフェの店員に一目惚れ」とかのほうが聴きやすい。中島みゆきのすごいところは悲壮感一杯の歌詞を独特の陰陽のある歌い方をによって壮大な愛で包み込んでしまうことだと勝手に思っています。

話が飛びましたが、要は頭の中で完結させて最善の選択ができる人はプロ棋士みたいに何十手先読みできるような特殊な職業に就いている人だけであり、普通の人は口に出して言うか文章化するかしないと、考えていることはまとまらず堂々巡りの無限ループになりやすいということです。

人に教えることが自分にとって最善の学びの機会になる、というのがまさにこのことだと思いますし、こうやって個人的な所感をとりとめもなく書いていることも、仮に文章の社会的価値は小さいとしても、自分個人にとっては非常に価値のある行為であり、それだけでも十分意味があると思います。